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「島バナナ」は、国産のあらゆる果樹の中で安定栽培が最も難しい果樹のひとつです。
専業農家の成り手がほとんどなく、絶滅に瀕しているバナナと言っても過言ではありません。

その「島バナナ」を“日本の産業”にするべく活動、およびその活動の支援をしていただけるスポンサー企業を募集しています。

〜沖縄の島バナナの安定栽培と産業化を一緒に応援しませんか〜

島バナナを広める理由

島バナナは、見た目にはとても小さなバナナで、独特の爽やかな香りと酸味が特徴です。
主に沖縄県で栽培されています。

おいしい、という一言では言い表せない独特のおいしさがあり、初めて食べる人にはそのおいしさが感動体験ともなるということが、島バナナファンの間では知られています。

その一方で、生産量・流通量が少ないためにほとんどの日本人が食べたことのない希少な果実となっています。

その希少な果実の独特のおいしさを、多くの人に知っていただきたいという思いで、島バナナを広める活動を始めました。


島バナナ協会の目的と主な活動

島バナナ協会は、島バナナを広めるための活動母体であり、運営団体です。
島バナナの産業化とブランド化を目指し、主に6つの活動をしています。


島バナナ協会の目的と主な活動

「本物の島バナナ」の産業化を目指して

現在は希少な、沖縄の島バナナが全国に広がって、沖縄そして日本が誇る産業になり果樹ブランドになることが私たちが目指している未来です。

それには、沖縄における「本物の島バナナ」の産業化と、「本物の島バナナ」を消費者が見分けられる、特定できる社会の仕組みづくりが必須であり、そして「本物の島バナナの産業化」には、栽培が極めて難しいとされる島バナナの安定栽培・安定生産が必要になります。


なぜ島バナナの栽培は難しいのか、なぜ農家のなり手がいないのか

島バナナの栽培が困難である理由は大きく4つあります。
・台風
・泥棒
・害虫
・病気

いずれも避けようがない困難・リスクであり、避けようとする努力をしても報われないことが原因で、専業で島バナナを栽培する農家がいない、という現状になっています。

この、避けようがない困難のうち、台風・害虫・病気への対策を研究し、実行し、それによって安定栽培を目指すのが、私たちが関わり応援・支援している「島バナナ栽培技術確立プロジェクト」です。

沖縄県の熱帯果樹専門家や農家と協力し、プロジェクトの実行支援をしています。

島バナナ栽培技術確立プロジェクトと島バナナ株のサポーター・スポンサー

島バナナの産業化には必須である、栽培技術を確立するこのプロジェクトでは、土づくり、苗の選定、植え付け、定植から始め、その島バナナ株の成長を見守る個人のサポーターの皆様、スポンサー企業様とともに、プロジェクトを応援・支援しています。


島バナナ、森田さんの株、苗の段階

島バナナが成長した様子

島バナナ協会のスポンサー募集

現在はまだ、島バナナ栽培技術確立プロジェクト草創期で、誰も見たことがない「島バナナの栽培技術確立」への始まりの段階にあります。
栽培技術確立の先に、沖縄における「本物の島バナナの産業化」があり、沖縄と日本が誇る果樹ブランドの誕生があります。

この始まりの段階から、共に見守り、参画・応援・支援していただけるスポンサー企業様を募集しています。

CSR・SDGsの取り組みとしての島バナナスポンサー

持続可能な農業の実現

日本の農業には、たくさんの課題があります。
新規就農者の減少、農業自給率の低下がその代表的なものです。

農家の多くは経営が困難なため、離農者が多く新規就農者は農業を行いづらい環境になっています。
貿易の自由化により国内の農業・食品産業が市場競争で負けてしまうなど、課題が多い現状です。

あらゆる農業の中でも、島バナナの栽培は、その最たるものと言えます。
島バナナ農家の避けようがない困難・リスク、避けようとする努力をしても報われないことについては先述したとおりです。

さらに、多くの人が認識している「バナナは安い果物」というイメージが先行し、国内に流通する一般的な輸入バナナには価格競争では勝てない現実があります。

島バナナという、日本が世界に誇れるはずの味、日本人の喜びになる味が失われていくこの現実を変えるためには、島バナナの栽培が「持続可能な農業」になる必要があります。
そしてその実現が、日本の農業を変える一端を担うことになるのではないでしょうか。

持続可能な農業とは、持続的に栽培を行い、安定した収穫ができることです。
持続可能な農業の実現には、土地や技術、販路の確保により収穫した作物を収入に変換できるようにして、小規模な農家の生活と生産能力を向上させることが必要です。

島バナナ栽培技術確立プロジェクトによってそれを実現しようとする取り組み、そこに参画・支援する取り組みは、SDGsの目標8、15、17につながる取り組みです。


島バナナ栽培の応援はSDGs8
島バナナ栽培の応援はSDGs15.陸の豊かさも守ろう
島バナナ栽培の応援はSDGs17. パートナーシップ

SDGs「持続可能な農業」への参画・支援とCSR


人の命を支え、豊かさをもたらす根幹が農業です。
企業が組織活動を行うにあたって担う社会的責任において、各企業の特徴から担うべき責任、役割、そして影響力が異なっていますが、農業に関することは、あらゆる業種・業界を超えて、共通の課題とも考えられます。
その課題解決に、企業として参画することや支援することを、CSR活動として取り組んでいただくことができるのが、島バナナスポンサーシップです。