『文藝春秋』に、森田のコラムが掲載されました
概要
- 媒体名:文藝春秋
- コーナー名:風の詩
- 掲載年月日:2024年6月1日
内容
「そんなバナナ!」と題し、当協会代表、森田の記事が掲載されました。
独特の遺伝子を持つ沖縄の島バナナの特徴や、栽培の難しさ、そして希少性について紹介しています。
一部ご紹介
沖縄の「島バナナ」は小ぶりとはいえ、濃厚な甘味と酸味が一般のバナナと全く異なります。
バナナは、いくつかの理由があり、世界中ほぼ同じ品種(キャベンディッシュ)が出回っています。
ところがここへきて、バナナにはもっと多様性があると分かってきました。
沖縄の島バナナは、小笠原種という独特の遺伝子を持つ種類だったのです。
島バナナは、生存戦略に長けた、逞しい植物といえるでしょう。
ただし、この島バナナ、実に栽培が難しいのです。
生産量は年間わずか50トンほど。
沖縄の人にとっても、今や幻のバナナとなっているのです。
