NHKラジオ「まんまる〜ひとのわ〜」生放送に出演/島バナナについてのインタビューに森田正光が答えました
番組概要
多彩なゲストへのインタビューコーナー、新しい世界とつながる【ひとのわ】と題したコーナーで森田正光が島バナナについてお答えします。
水曜日のテーマは「きわめている人」。
そのゲストとして、島バナナをきわめようとしている森田正光が出演します。
島バナナの味や大きさの特徴を教えてください
島バナナには独特の酸味があるんです。果物の酸味には大きく分けてクエン酸とリンゴ酸があるのですが、島バナナの場合はリンゴ酸が多く、この酸っぱさがとてもさわやかなんです。
食べごろはいつですか?
今までの経験からいうと、石垣島や宮古島だと7月から11月くらいですね。おいしいのはお盆の頃(8月半ば)がいいんですが、台風でダメになってしまうこともあるんです。
沖縄や奄美ではふつうに売っているのですか?
最近は道の駅などで買うことができます。
買ったらすぐにむいて食べていいのですか?
黄色になってさらに熟して、黒い斑点が出てきて、真っ黒近くになったら食べごろです。また、皮が薄いほど酸味があっておいしいと思いますよ。取り寄せることもできますが、現地で食べるのが一番です!
森田さんと島バナナの出会いは?
1974年の11月に気象協会の同僚と石垣島に行ったときに、農家のおばちゃんにすすめられて食べたのが島バナナだったんです。それから50年食べてきて、2019年に「島バナナ協会」をつくりました。
島バナナは産業化されないのですか?
私もそう思って、農業大学の先生たちに聞いたんですが、沖縄には、病虫害・台風・盗難の3つの障害があって産業にならないそうです。
どうして島バナナの農園を開設されたのですか?
島バナナに出会ったときの味を残したい一心で、島バナナの農場をつくりました。でも、食べるものをつくるのって大変なんですよ。