森田正光と國本未華さんが島バナナについても語る「災害列島ニッポン お馴染みの気象予報士がぶっちゃけ!〜テレビでは話せないお天気の話〜」
- 日時:2020年8月30日(日) 15:00〜16:30
- チケットの購入:TBSキャスティング・夏休み特別企画!オンライントークショー★☆森田正光×國本未華 ※終了しました。
9月にかけての天気や台風情報などに関してのトークのあと、森田正光と國本未華さんが今“はまっているもの“に関して披露するトークが展開されました。
森田正光は島バナナ、國本未華さんはクリオネ(軟体動物の一種)です。
島バナナに関するトーク内容
50年前に初めて島バナナを食べたときのことから、現在行っている島バナナに関する調査や研究、その結果わかったこと、そして島バナナを広めようとしている活動のことまでお話しました。
島バナナのルーツ
島バナナは、品種としては、フィリピンのラトゥンダンであると言われています。
フィリピンから小笠原諸島に入り、小笠原諸島から沖縄に入ったので「小笠原原種」とされています。
フィリピン→小笠原諸島→沖縄という海上のルートについて、気象の専門家としての見解も示しました。
<見解の概要>
島バナナが海を渡ったルートは、古来、人が島を探して航海するときの方向。
東へ向かい、西方向に戻っていくルート。
(フィリピン→北東へ→小笠原諸島→西へ→沖縄)
探検のような航海は、なぜ東へ向かうのか・・・・貿易風に逆らいながら向かい、災害にあったときなどには風にのって楽に西へ帰ることができるというのが理由で、島バナナが海を渡ったルートもこれと同じ。
島バナナが希少で広がらない理由「3大困難」
<話の概要>
島バナナのおいしさに感動し、「こんなにおいしいバナナがなぜ全国に流通しないんだ?」と思ったことが島バナナ調査研究の始まり。
調査研究の結果わかったその理由は、3つ。
- 台風
- 病害虫
- 泥棒
この、対策することが非常に困難な3つのことによって、島バナナだけで生計を立てる農家がいない。
島バナナを栽培している農家はいても、それを広げようとまではいかない。
島バナナは、露地栽培のため、この3大困難が避けられない現実がある。
でもそのおいしさは、みんな感動する。
日本で多くの人が食べるようになることが願い。
島バナナの試食
森田正光が島バナナのおいしさに感動し、「こんなにおいしいバナナがなぜ全国に流通しないんだ?」と思ったことが島バナナ研究の始まり。
全国に流通する世の中をつくりたい、という想いでまずは周囲の人にどんどん食べてもらう活動をしている一貫で、このトークショーの最中にも國本さんやアナウンサーさんに食べてもらいました。
「酸味がりんごみたいですね!おいしい!」
「とてもいい香りがする!」という感想でした。
國本未華さん、島バナナ研究会に仲間入り
島バナナとクリオネはまったくと言っていいほど関連性がないものの、“はまり具合“つまり掘り下げ方で森田正光と國本さんは意気投合。
オンライントークショーのあとの掘り下げ談義から、國本さんは島バナナ研究会に仲間入りいたしました。