東京農業大学 菊野 日出彦先生に宮古島の島バナナについてお話ししていただきました。 2025/02/25
以前、当協会代表の森田が宮古島にある熱帯果樹園マイパリに行き、そこの係員に島バナナについて尋ねたところ、当協会が求める酸味が強く、小ぶりな「昔ながらの島バナナ」は沖縄本島だけでなく、宮古島においても減少しているというお話を聞きました。
その要因の一つとして、このような島バナナを栽培する方達が苗を譲る機会が少ないことが挙げられ、このことに関してより詳しい話を聞くことができるということで東京農業大学 菊野 日出彦先生を紹介していただきました。
そして菊野先生にご連絡し、快く承諾していただいたため、菊野先生にお会いし、島バナナの減少についてお話ししていただき、宮古島の島バナナについて意見交換をしました。
菊野先生によると実際に沖縄本島と宮古島において「昔ながらの島バナナ」は減少している可能性があるとのことでした。
減少している可能性はあるが、当協会のようにそれに対し、現在の島バナナと宮古島の島バナナの遺伝的差異について調査するのは非常に重要であるとお話ししていただきました。