島バナナ協会活動レポート

当協会 代表の森田が以前、宮古島で出会った一般社団法人モリンガの森プロジェクト協会 矢部さんの紹介で、かわみつ農園 川満さんの島バナナを見学しました。

モリンガの森プロジェクトは、宮古島を中心として、モリンガの植林・栽培・製品化を行い、多くの人の健康と環境保全に貢献する事業をしています。


モリンガの森プロジェクト 矢部さんと

以前、矢部さんが川満さんからいただいた島バナナは、とても小ぶりで、しっかりとした酸味も感じられたということで、当協会に川満さんをご紹介くださいました。


川満さんと

川満さんによると、この島バナナは何十年も前から庭に植っているもので、ほとんど手を加えず、自然のままにしてきたということですが、茎はとても太く、夏が来るたびに実が成るそうです。

この、川満さんの島バナナは、何本かの株が集まって、まるで1本の太い幹のようになって、冬でも隆々と、大きく高く葉を広げていました。

旬の時期ではなかったため、実際に島バナナを食べることはできませんでしたが、矢部さんと川満さんのお話によると、当協会が探し求めている「昔ながらの島バナナ」と考えられました。

当協会では、「島バナナ」とは何かを特定するために、2024年、千葉大学の教授 小谷慎吾さんに10箇所の島バナナについて遺伝子分析をしていただきました。
→遺伝子分析についてのレポート

この度、川満さんの島バナナについても遺伝子分析をすることになり、川満さんのご協力でサンプル(葉)の採取をしました。


遺伝子分析の結果も、旬の時期に収穫される川満さんの島バナナの味わいも、楽しみです。


島バナナ協会活動レポート