島バナナ協会活動レポート

宮古島で島バナナ栽培に取り組む西川雄輝さんの紹介で、合同会社WAKWAKさんが栽培する島バナナ畑を見学しました。
見学当日は風雨が強く、車の中からの見学になりました。


WAKWAKさんはジェラートの食材としてイチゴやかぼちゃなど宮古島で採れた様々な農産物を使用し、西川さんとは宮古島の島バナナをジェラートにするプロジェクトを進めています。
WAKWAKさんの畑では当協会が2023年の6月に見学させていただいた上地 広男さんの島バナナの苗を使用し、栽培しています。
上地さんの島バナナは2024年1月に千葉大学 文学部教授 小谷真吾さんに行っていただいた遺伝子分析の結果、小笠原種の島バナナの遺伝子グループに属すと証明された島バナナです。


今回、WAKWAKさんの事務所でジェラートの試食をさせていただき、宮古島産フルーツコーディネーターである濵本 高理さんにもお会いしました。
濵本さんは合同会社フロム宮古島オンライン(FMO)の代表であり、「沖縄・離島を活性化させる」想いで、台風やオフシーズンで市場に出すことができなくなった沖縄・離島の果物を使用しフードロスをなくす活動を、WAKWAKさんと共同で行っています。
その一環で、ジェラート加工施設を宮古島の市街地にオープンする予定です。


当協会はこれまでの視察・活動を通して、昔ながらの酸味がある島バナナを広めて次世代に遺したいと考えており、島バナナをジェラートにする同プロジェクトに非常に魅力を感じ、今後このプロジェクトを共に進めていきます。


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