島バナナ協会活動レポート

「森田さんの島バナナ農園」のオープンのために島バナナの苗を提供していただいた酒井 規雄さんが管理・栽培している本部町伊豆味のバナナ畑を見学させていただきました。
酒井さん本人はご不在でしたが、島バナナ協会スタッフであり、酒井さんの知人である瀬戸田さんに畑の案内をしてもらいました。


現在、多くのバナナ農家を悩ませているゾウムシですが、酒井さんの畑もその被害を受けていたそうです。
しかし、酒井さんはゾウムシが入っても芯まで来ないくらいに幹を太くして収穫まで持たせる守りの栽培方法を取っており、その影響によりバナナの実がパンパンに大きく育っていました。


また、その実にも袋をかけて丁寧に管理するだけでなく、鶏糞を用いた施肥もしっかり行なっていました。
そしてこのような良い環境下で成長したバナナの中からより優れたものを選抜し、収穫されているとのことでした。
これまで多くのバナナの栽培方法を見てきましたが、酒井さんの栽培方法はよりバナナが立派に育つことができる手段の1つなのではないかと感じました。



島バナナ協会活動レポート