島バナナ協会活動レポート

糖度・濃度計を購入しました。


島バナナの糖度を測るための糖度計

糖度について、↓こちらのサイトで少し勉強しました。
https://agri.mynavi.jp/2018_09_11_404

糖度とは、果汁に対してのショ糖の量。
とすると、出来るだけ果肉を取り除いた果汁が必要かと思いました。

沖縄在住の熱帯果樹の専門家にお聞きしたところ「果肉を茶漉し袋に入れて搾って得た果汁でBrix を測定する」ということでした。

バナナの場合は、「果肉を茶漉し袋に入れて、袋内で果肉をティースプーンでペーストになるまでつぶし、果肉ペーストが入った茶漉し袋をコップの内側の縁にダブルクリップで固定し、20分程度放置して滲み出た果汁でBrix を測定」と教えていただきました。

バナナの果汁というのは、なかなか抽出しにくそうだと思いました。

熱帯果樹の専門家によると、バナナの品種によって、抽出できる果汁の量に差があるということでした。
「市販のキャベンディッシュや三尺バナナは意外と果汁が滲み出る」
それに対し、「アップルバナナやナムワドワーフ等のナムワ系バナナは果汁がほぼ滲み出ない」
「なけなしの果汁を集めて測定するとBrix 30以上の高糖度になる」
ということを教えていただきました。

投稿:森田


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