島バナナ協会活動レポート

6月末の沖縄視察前に、訪問先の島バナナ農家さんを検討していたときに、ネットショップで島バナナを購入したご縁で、あぐりぴあ沖縄 78ハーブ園の平良彰規さんを訪問しました。

78ハーブ園さんでは、ハーブ栽培を主とした畑で、1年半前から島バナナを栽培しています。


島バナナについて色々なお話をしていただきました。

沖縄県において島バナナは各家庭の家に植えられているが泥棒に取られてしまったり、マンゴーやパッションフルーツなどの高値で売れる果物が収穫できるようになったため、島バナナの栽培は蔑ろにされる傾向があるそうです。

相場1房1000円もする島バナナが、ほとんど管理されていないような状況を見て、もったいないと感じ、島バナナの栽培を始めたそうです。


ただ、島バナナの栽培を始めたのは1年半以上前からで、当時はビジネスとして島バナナを栽培していたわけではなかったそうです。
というのも、冬に15℃以下の気温で蕾が咲いた島バナナは、実ができたとしても固くなってしまったり、シミができたり、最悪の場合実の中に芯ができてしまい、商品にするのが難しかったということです。


78ハーブ園さんでは、農薬を使用しないバナナの栽培に取り組んでいらっしゃいます。
また、本来バナナは土から数本の茎(吸芽)が生えてきて、その茎から次々と育っていくのですが、78ハーブ園さんの島バナナ畑では、美味しさを追求するため、バナナに栄養を集中させて、茎を1本に限定しています。


78ハーブ園さんは農作物そのものだけではなく、加工する商品開発にも積極的に取り組み、アイスや蜂蜜も販売されています。

美味しさを追求する栽培や取り組みのお話をお聞きしながら、いただきました。

ショップ
食べチョク
https://www.tabechoku.com/producers/25030


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