【島バナナの勉強】農文協の本『バナナ』はバナナについての理解が深まる良書
2021/07/11
島バナナ研究会 森田正光が、先日、TBSラジオ『アシタノカレッジ』で「バナナ学部長」として出演し、その出演の下準備として読んだ本『バナナ (知りたい食べたい熱帯の作物) 』。
番組内で、この本について「よくできた本」という話がありました。
島バナナ研究会の他のメンバー(会員)も、この本を読み始めました。
このページでは、島バナナ研究会 会員 井上の所感を記していきます。
佐藤靖明 (監修), 山福朱実 (イラスト)
※TBSラジオ「アシタノカレッジ/バナナ学部」
→出演情報
→番組ホームページ「バナナ学部 ついに開講♪ <第1回 知ってそうで知らないバナナの世界>」
「島バナナ」を知るにはまず「バナナ」自体を知ろう
バナナについての本を読むのは、「島バナナ研究」の前に、バナナ自体をもっとよく知ろうという勉強であり、実際、『バナナ(知りたい食べたい熱帯の作物)』を読み始めると、いかにバナナについて知らなかったかがわかりました。
ワクワクさせられる表紙と表紙裏
表紙
表紙にある書籍名(タイトル)『バナナ』は、バナナっぽい形状でできていて、楽しい気分になります。
子ども向けの本なので、かわいらしい雰囲気です。
バナナが栽培されている地域でない限り、一般的な生活の中で見かけないバナナの写真が表紙に載っています。
それは、まだ緑のバナナ1本、黄色く熟してバナナアートが施されたバナナ1本、バナナの花の写真です。
普段見ないバナナの姿に、興味がわきます。
表紙裏
そして・・・表紙をめくると、その表紙裏はバナナワールド。
見開き全面黄色の紙に、赤と緑で、さまざまなバナナの状態が、クレヨンタッチで描かれています。
房のバナナ、果指(1本1本)のバナナ、皮を半分むかれたバナナ、少しだけむかれたバナナ、バナナの花、切られたバナナが、たくさん描かれていて、ワクワクさせられます。
目次・中表紙
その表紙裏をめくると、目次があり、中表紙となっていて、たくさんの果指をつけたバナナの房に、バナナアートがほどこされた写真が大きく載っています。
よく見ると、バナナアートで描かれた熱帯の国の女性たちは、頭に沢山のバナナを載せて歩いているようです。
バナナが、器か鍋かに入れられて料理されている様子も描かれています。
バナナの向こう、遠くの方に、船が2艘、海に浮いている絵もあります。
海外に運ばれていくバナナのイメージでしょうか。
知らなかったバナナの世界のことを、知ることができそうな予感がしてきます。
バナナは身近な食べ物だけれど、知らないことがあるという示唆
最初の本文ページ
ページをめくり、最初の本文ページには、バナナは身近な食べ物だけれど、知らないことがありそうだよということが、示唆されていました。
このページにもバナナアートの写真が載っています。
ここには、まだ熟していない、緑のバナナにもバナナアートが施されている写真があり、意外でした。
続く・・・
投稿:井上