島バナナ協会活動レポート

2021/07/14

どれが花なのか、どう実るのか

バナナは多くの人にとって、とても身近な食べ物ですが(食べる食べないは別としても容易に手に入る食べ物ですが)、どんなふうに実るのか、これまでまったく知りませんでした。

島バナナを世の中に広めたいと思って島バナナ研究会に参加し、島バナナに関する知識を積み上げていくところであるにもかかわらず、そもそものバナナの根本的なことを知らないということに気づきました。

花がどんなものかは、沖縄へ視察に行ったときに、農家さんに見せていただき知っていましたので、それで知っている気になっていましたが、その花がどう変化して実ができて、その実の元がどのように育って「実る」状態になっていくのか・・・農文協の本『バナナ』で初めて知ることになりました。
子供向けの本で、理解しやすいように表現されているので理解できました。

しかし、もっと詳しく知りたいとも思いました。
そのように、知識欲が出てくるのも、この本のいいところだと思いました。

赤い葉のようなものが、バナナの花

沖縄でバナナの花(島バナナの花)を見た時は、最初は花だとはわからず、「これがバナナの花です」と農家さんに教えていただいて初めてわかりました。
つまり、主観ではありますが、花に見えなかったのです。
赤い葉のようだと思いました。

そのときは、花の見た目に衝撃を受け、花がどのようになって実ができるかまでは、意識が向きませんでしたが、今回、この本『バナナ』で、それを知りたいと思い、開花と実りの仕組みを知ることができ、頭の中がスッキリしました。

そして、さらに知りたくなったのは、最初に開花してから、バナナの実の集まりである房が2段、3段(2房、3房)・・・とできていく過程です。
ひとつの花苞で、2房、3房できるのであろうか・・・
勉強します。

 
続く・・・

→『バナナ (知りたい食べたい熱帯の作物) 』

佐藤靖明 (監修), 山福朱実 (イラスト)

※TBSラジオ「アシタノカレッジ/バナナ学部」
→出演情報
→番組ホームページ「バナナ学部 ついに開講♪ <第1回 知ってそうで知らないバナナの世界>」


投稿:井上


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