島バナナ協会活動レポート

2022/11/11

ポッドキャストで森田と対談いただきました、千葉大学文学部・文化人類学研究室 教授・博士の小谷真吾さんを訪ね、千葉大学にて島バナナについてご教授いただきました。

バナナの人類学研究をされている長崎大学の佐藤靖明先生が、「島バナナのことなら小谷先生です!」とおっしゃったので、ポッドキャスト「森田さんのバナナ予報」にご出演をお願いし、2回にわたってお話しいただきました。
そして今回、千葉大学へお伺いし、さらにお話をお聴きすることになりました。

「#5:バナナ対談(千葉大学・小谷真吾さん)〜島バナナの歴史〜」
「#6:バナナ入門ワールド(パプアニューギニア)編〜パプアニューギニアを知り、バナナを知る。〜」

上記のポッドキャストの配信で下記のような会話がありました。
小谷先生:
「ハワイから小笠原に持ち込まれたキングバナナは、森田さんが考えておられる小笠原種の島バナナです。」
「(千葉大学の玄関で育てているものを)差し上げますよ。」
森田:
「いいんですか? 本当に行きますよ!」

そして、実際に千葉大学へ小谷先生を訪ねたのです。



小谷先生に、水やりの頻度など、育て方を教えていただき、キングバナナの鉢植えを贈呈いただきました。
小谷先生によると、「キングバナナ=島バナナ」ということで、ついに島バナナを連れて帰ることに!


研究室にもお邪魔しました。



文化人類学に関する本がいっぱいです。
小谷先生はパプアニューギニアの文化、文化人類学とバナナの関係について掘り下げて研究していく過程でバナナに詳しくなられたそうです。
今ではバナナ研究界では著名な先生です。


お勧めの本についてお尋ねすると、「この本がバナナについてわかりやすく書かれています」と、こども向けの黄色い本『バナナ (知りたい食べたい熱帯の作物) 』を見せてくださいました。


この本は、長崎大学の佐藤靖明先生が監修したもので、森田をはじめ、島バナナ協会のメンバーで読んで勉強したことがあり、小谷先生もお勧めということで、感激しながら手に取りました。




小谷先生の著書「自給自足の生態学」に書かれている研究についてのお話もうかがい、文化人類学や島バナナについてご教授いただきました。

この様子は、再開されるポッドキャスト「森田さんのバナナ予報」で配信予定です。


→配信再開は、12/4に決定(メディア掲載)

→これまでのポッドキャスト「森田さんのバナナ予報」の配信、全7回の一覧


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